下川町の雪の森をイメージした香りのフレグランススプレー。北海道モミをベースにした柑橘系のブレンドで、キンと張り詰めた冷たい空気の中に広がる白く幻想的な世界を香りで表現しました。アロマミストより濃く、香水ほどの濃さとなっているので、衣服にスプレーすれば香水がわりの使い方ができます。(香水ではありませんので肌への直接噴霧はお控えください)
氷点下の白い森。 人間を寄せつけない、厳しい冬の森。 動物たちは眠り、植物たちは土の中で待機する。 降り積もった雪で白一色の深い森を足元の雪を漕ぎながら歩いていくと、空と大地の境もなく、上も下も右も左もわからなくなり、しんとした静寂に包まれる。 空気は凍り、呼吸をするたびにキリリとした冷気が身体に入り、すべての感覚は研ぎ澄まされる。 そんな森の中を歩いていると、ふと、無色透明な森の空気の中に、針葉樹の香りがほんわり香ったような気がする。 すべてのものが寝静まった森の中で、力強く生きている植物たちの生命力の結晶を嗅ぎ、冬を生きる力をもらう。
八林素子(Motoko Yatsubayashi):ハーブアロマ研究家 香りあふれる南国マレーシアで生まれて香りに興味を持ち、北欧スウェーデンで薬草療法を学んだ経験から、国内でもアロマテラピー等の仕事に従事。下川町にも在住経験あり。
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